とりあえずオーラスで

~ヲタクのツンデレぐるめ日記~

鴨と葱 淀水二行

 

春吉にある鴨料理専門店へ行ってきました!

 

 

お店について

 

国体道路を春吉交差点から入った路地にひっそりと佇むお洒落なお店。

独立店舗ではなく、何店舗か入っている建物にお店はありました。

 

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△ この看板が目印。

 

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△ お店の外観。

 

ご夫婦で営まれている小ぢんまりとしたお店ですが、知る人ぞ知る人気店で予約必須!!

1ヶ月先まで予約でいっぱいのこともあるらしいので早めに予約して向かいました。

 

 

店内の様子

 

1階はカウンター席、2階に座敷があり今回は1階カウンターに案内されました。

 

調理兼1階の接客はご主人、2階の接客は奥様とこの日は満席で忙しそうにされていましたが、細かな気配り&接客が行き届いていました。

 

小ぢんまりとした店舗ですが、新型コロナウイルス対策としてグループ間はゆったりスペースをとっていたのでカウンター席でも圧迫感も感じませんでした。

 

 

メニュー情報

 

 ✦ 本日のコース(1人前) 4,900円

 ✦ 京鴨しゃぶしゃぶ(1人前) 3,000円

 ✦ 鍋の追加 鴨ロース(1人前) 1,300円

 ✦ 鍋の追加 白髪葱(1人前) 600円

 ✦ 鍋のしめ 窯炊きおじや(一窯) 650円

 ✦ 鍋のしめ 半田素麺(一玉) 400円

 ✦ 鴨のたたき 1,000円

 ✦ 鴨焼き 1,000円

 ✦ 鴨つくね蒸し 1,000円

 ✦ 抹茶アイス 400円

 

メニューはオール鴨肉料理!

鴨出汁しゃぶしゃぶを中心に、一品料理などもありました。

 

単品で注文可能ですが、こちらに来た方の大半はお得なコース料理を注文するようです。

お酒もワイン・日本酒・焼酎などあまり見ない銘柄もあって、わからなくても丁寧に教えてくれるので安心です。

 

 

食レポート

 

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テーブルには手書きの挨拶文に、数々の薬味が置かれていました。

 

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箸には「鴨十秒」の文字が。

これは後で食べる鴨しゃぶのことを言っているらしい(笑)

 

また、箸置きまで鴨という徹底ぶり(笑)

置かれている魚型の醤油入れには新型コロナウイルス対策としてアルコールジェルが入っていました。

 

 

『コース(1人前)』4,900円 (オススメ度:★★★★★)

コース内容

 ✦ 鴨ささみ茶碗蒸し    ✦ 鴨フォアグラ最中 

 ✦ 鴨のたたき       ✦ 鴨つくね蒸し

 ✦ 青森産真鴨焼き     ✦ KFC2

 ✦ 京鴨しゃぶしゃぶ(鴨もも肉・鴨つくね・鴨ロース肉・白髪葱)

 ✦ 窯炊きおじや

鴨出汁しゃぶしゃぶを中心とした、鴨料理のコース。

コース内容はその日の仕入れ等によって変動するようです。

 

 

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「鴨フォアグラ最中」

鴨フォアグラのテリーヌ・いぶりがっこ干し柿のジャムが入った鳥型の最中。

オリジナルの袋に入っていて、和菓子屋さんに置いていても違和感のないできです。

しかもラベルには「か最中(カモなか)」の文字が…芸が細かい(笑)

 

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ねっとりとした鴨のフォアグラは癖が少なく食べやすい。

いぶりがっこの燻製の風味と食感に、干し柿ジャムのまろやかな甘さが相まって美味しいです。

 

 

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「鴨ささみ茶碗蒸し」
鴨出汁にすっぽん出汁と鰹出汁をプラス、中には鴨ささみと梅干しも入っていました。

お出汁の旨味とぷるんと柔らかい口当たりが非常に上品です。

鴨ささみは鶏肉のささみとあまり大差なく感じました(笑)

梅干しの入った茶碗蒸しは初めて食べましたが、良いアクセントになっていました。

 

 

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「鴨のたたき」

竹籠の中に入った鴨のたたき。

河内鴨をマイナス40度で急速冷凍し、皮面だけ炙ったものだそうです。

お好みでおろし生姜と甘口醤油でいただきます。

 

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とてもしっとりと柔らかい身は臭みがなく、炙られた皮面が香ばしくて美味しい。

添えられたおろし生姜もとっても美味しくて、これだけでもおつまみになりそうです(笑)

 

 

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「KFC2」

こちらもオリジナルの袋で、運ばれてきた時テンション上がりましたよね(笑)

しかも料理名がKFCだけどケンタッキーフライドチキンではなく、カモタッキーなんだそう(笑)

シャレもきいてて芸も細かくて、美味しいだけじゃなくエンターテイメント性もあり楽しいですね。

 

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さて中身ですが、鴨の手羽先を1日干したものを素揚げし、上にはカラスミを乗せているそうです。

鶏の手羽先とあまり変わらない見た目ですが、食べていると鶏よりやや後味があっさり感じました。

皮がカリッと揚がっていて美味しかった~!

 

 

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「鴨つくね蒸し」

鴨ミンチに蟹の身と焼きトウモロコシなどが練り込まれたつくね蒸し。

 

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とうもろこしはこんがり焼き目がついていて、つくねの周りはあんで覆われていてとろみがついています。

1~2口大の大きさですが、これだけでも十分1つのお料理って感じですね。満足度は高いです。

 

 

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「青森産真鴨焼き」

青森県産の鴨の焼き物。

2種類の胡椒(柚子胡椒・生胡椒)でいただきます。

 

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分厚いお肉は硬くはないのですが凄く鴨の肉感を感じられて美味しい。

生胡椒を初めて食べたのですが、これも風味豊かで美味しいです。

ピンクペッパーなどの独特な風味のスパイスはあまり得意ではないですが、生胡椒は比較的クセが少なくて食べやすかったです。

 

 

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ここでメニューには書かれていませんが箸休めとして枝豆が。

上品に盛り付けられていて、枝豆も高級料理のように感じられます(笑)

 

 

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「京鴨しゃぶしゃぶ」

そしてメインの鴨しゃぶ!

具材は鴨もも肉・鴨つくね・鴨ロース肉・白髪葱・焼き豆腐があります。

 

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入店時に既にセットされていたお鍋にコースが始まる前に鶏もも肉・鶏つくね・白ネギを入れ、火にかけてゆっくり炊き上げます。

 

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そしていい感じに煮立った時に、鴨ロース肉・白髪葱・焼き豆腐が登場。(写真は2人前です)

 

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鴨ロース肉は提供直前に専用のスライサーで薄くカットされたもの。

綺麗な赤身と脂身のコントラストが美しい。こんもり盛られた白髪葱も圧巻です。

 

鍋のお世話は全てやってくれるので安心。

しゃぶしゃぶの食べ方も丁寧に教えてくれるので、一番おいしい状態でいただけます!

 

まずは白髪葱を鍋にたっぷり入れて15秒、続けて鴨肉を投入して15秒。

白髪葱を鴨肉に巻いていただきます。

 

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こちらはお肉とお出汁と一緒にいただくスタイル。

黄金の透き通ったお出汁に博多風で少し甘め。

そこに鴨肉の脂が溶け出し旨味という旨味が凝縮されていて、言うまでもなく最高!

お出汁だけでもゴクゴク飲めます(笑)

 

鴨ロース肉は柔らかい肉質で、臭みは一切なく脂が甘くて美味しい。

白髪葱は嫌な苦味などなく、ネギ嫌いの私でも美味しくいただけました!

むしろこのシャキシャキ食感が良くて、お肉と一緒に食べた方が美味しく感じられました。

鴨とネギがこんなにも相性がいいのかと初めて知りました!(笑)←

 

鴨もも肉はぶりっと弾力のある身で、ロース肉とはまた違った美味しさ。

鴨肉100%のつくねもふわふわでジューシーでした。

 

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また、テーブルの上は自家製ポン酢・針生姜・橙胡椒・山椒・黒七味など薬味のオンパレード。

お出汁のまま食べるのでも美味しいのに、こんなに薬味があったらどれで食べるか悩みます(笑)

しかも薬味も美味しいから本当に困る…(笑)

私は特に、酸味が絶妙な自家製ポン酢と柑橘類の香りが良い橙胡椒が好きでした。

 

 

「釜炊きおじや」

鍋の〆はおじや。

このおじや用のご飯は、テーブル毎に旅館などでも見る固形燃料を使う小さな釜で炊き上げたご飯を贅沢に使用。

 

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絶対そのままで食べたら美味しいよね~なんて話していると、炊きたての熱々ご飯に雲丹を乗せて試食させてもらいました!

雲丹も美味しいんだけど、雲丹に負けないくらいご飯も美味しいです。

 

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おじやもお任せで作ってくださいます。

お出汁に卵を入れたシンプルなものですが、最後に削りたての鰹節をトッピング。

一般的に刻み海苔をトッピングすることが多いと思いますが、鰹節は初めて。

 

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香りがとっても良くて、ほっとする味。本当に最高です…。

 

ちなみに〆はおじやの他に「日本そば」と「半田素麺」がありますが、この日は追加メニューに日本そばの記載はなく…。

聞いてみると、朝に手打ちするのでその日注文があれば置いていることもあるけど、注文がなければ出さないらしい。

なので、日本そばを食べたい方は予約の時点で言ってくれれば用意しておきますとのことでした。

く~!次は絶対日本そば食べてやる!!(笑)

 

 

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最後に、これまたメニューには書かれていませんが、サービス(?)でとお茶と抹茶アイスを出してくださいました。

丁度抹茶アイス注文しようか悩んでいたので嬉しい(笑)

 

 

 

料金

 

 ✦ コース(1人前) 4,900円

 

 

評価

 

 満足度 78点

 ( 味:7 ボリューム:6 コスパ:7 接客:8 雰囲気:6 )

 

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きったん

本当に最初から最後まで鴨づくしの料理たち!鴨好きなので割とよく食べますが、様々な産地・部位・調理法と工夫された盛り付けや演出で最後まで飽きずに楽しめました。これはまた是非とも訪れたいお店!

 

店舗情報

 

 店名  鴨と葱 淀水二行 (よどみずにぎょう)
 住所  福岡県福岡市中央区春吉3-23-22 icco nico sanco-ICCO号室
 電話番号  092-732-7718
 営業時間  18:00~23:00(閉店目安) ※売り切れ次第終了
 定休日  日曜日、祝日
 駐車場  無し
 公式サイト  https://store.shopping.yahoo.co.jp/organicplus/
 Instagram  https://www.instagram.com/yodomizunigyo/
 食べログ  https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400103/40046631/

 

地図

 

 

 


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