《客室編》
チェックイン時間の前にチェックインを済ませるとカフェラウンジに案内され、ウエルカムドリンクとしてカシスフレーバーの紅茶が。結構カシスの風味がして美味しかったです!
しかし、チェックインの17時を過ぎてもなかなか案内してもらえず…(笑)10分程過ぎていたので係の方にどうなっているか聞いてみようとしたら何かを持ってきました。聞くと、5種類のアロマの中から1つを選んでいいとの事。選んだアロマを部屋で楽しめるそうで、一通り香りを嗅いでヒノキのアロマをお願いしました。
そして、いよいよ係の方に案内され本日のお部屋へ。
今回宿泊したのは2020年7月に新しく改装された「Area F スイート」というお部屋。
開業7周年を前に本館最上階である6階の8室を「Area F(エリア・エフ)」としてリニューアル。「FUKUOKAの空と街に身を委ね、自身を解放する」を滞在コンセプトとしたスイート3室・ジャパニーズスイート3室・ジャパニーズ2室・ツイン1室があり、今回はスイートに宿泊しました。
なお、お部屋に案内されてから気付いたのですが、恐らく「Area F スイート」はスイートだけでも3タイプが各1室ずつあり、部屋の広さ・間取り・内装が違うみたい。宿泊予約ページには29.4平米~36.5平米は書いているものの、写真は3タイプの部屋が一緒くたに並べられていて違う間取りであるという文言もないので、一見同じ部屋に見えてしまいます。私達は「あれ?予約した時に見た部屋の写真ってこんな間取りだったっけ?間違って違う部屋に案内された?」と一瞬戸惑ってしまいました。また、部屋割りもホテル側がランダムで決めるので自分で選択する事が出来ません(確認したら事前にこの部屋が良いとリクエストという形では伝えられるそうですが、確約ではないとの事)。どの部屋も素敵なのに変わりないのですが、予約時は注意した方がいいかもしれません!
ちなみに、私達が案内されたのはArea F スイートの中でも一番狭い29.4平米のお部屋(笑)同じ料金払ってるのに36.5平米の部屋じゃないのはなんで?という不満もありますが、まあココはココでいいお部屋でした(笑)住めば都ってやつです(笑)←
案内された612号室は角のお部屋で、ドアを入って真っ直ぐ伸びる廊下の左側にバスルームに続く洗面脱衣所&トイレ、右側にクローゼット・荷物置きと冷蔵庫やポットなどが置かれているテーブル、そして廊下の突き当り左奥がベッドルームという、バスルームを中心としたL字型のトリッキーな間取りとなっていました(笑)
今年の7月にリニューアルされたというだけあって、まだ真新しく綺麗はお部屋。ハイセンスな間取りにお洒落な家具、床はコンクリートとインスタ映えしそう(笑)やや掃除が行き届いてない感は否めないですが、明るく清潔感はありました。
まず、驚かされるのが入って左側にある洗面脱衣所のドア。案内された時は開いた状態になっていて何の違和感もないのですが、なんと洗面脱衣所とトイレのドアが共同となっていて、壁だと思った洗面脱衣所の左側にトイレが!トイレ利用時はトイレ側にドアをロック(洗面脱衣所は開放状態)、洗面脱衣所を利用時は洗面脱衣所側にドアをロック(トイレは開放状態)となります。限られたスペースを最大限活かした造りですが、トリッキーだなぁ(笑)
洗面台の下には、ドライヤー・バスローブ・ボディタオル・ハンドタオル・フェイスタオル・バスタオルなどが置いていました。アメニティは一通り揃っており、女性はチェックアウト時に化粧落とし・化粧水などのスキンケアセットをいただけました。うがい用のコップもお洒落!2種類のバスソルトもありました。
そして奥にはバスルーム。このバスルームも一風変わっていて、壁が可動式(一部固定)の引き戸になっています。湯船に浸かる時は引き戸を開けて外の景色を見ながらゆっくり過ごすのも良し、シャワー中は水漏れ防止と湯気による火災報知器の誤作動防止の為に引き戸を閉めて使用してくださいとの事。
バスルームから洗面脱衣所までに掛けての引き戸はガラスの上にすだれを付けた造りになっているので、余程の水量じゃない限りは水漏れする事はありません。が、すだれの隙間からうっすら中が見えちゃう(笑)気の知れた中じゃないと泊まれないね(泊まらないと思うけどw)
バスタブは足を伸ばせる広々サイズ。お湯の温度がMAXにしてもややぬるめなのが気になりましたが、ゆっくり浸かる事が出来ました。シャワーは通常のシャワーとレインシャワーの2種類。「AROMATHERAPY ASSOCIATES」というブランドのBALANCEシャンプー・コンディショナー・ボディシャンプーのチューブが1人1種類ずつ用意されていました。シャンプー類はなくなったらフロントに電話すれば新しい物を持ってきてくれるそうです。バスルームにはスピーカーも置いてあって、Bluetoothで繋げば自分のスマホに入っている音楽を流す事も出来ます♪
戻って、お部屋入って右側にはオープンクローゼットと壁に沿った長いテーブルが。オープンクローゼットはシンプルだけど洗練されたお洒落な造り。この棚がちょっとした小物などを置けて重宝しました。入り口付近には可動式の大きな姿見もありました。
長テーブルには電話・バルミューダの電気ポット・無料スマートフォン・除菌スプレー・ミネラルウォーター(無料)が置いていました。あと、チェックイン時に選んだアロマも置かれているので、木にアロマオイルを垂らして香りを楽しみます。
引き出しの中にはホテルの案内・ミラー・赤外線の除菌殺菌ケースなどが入っていました。このUV除菌ボックスにスマホや眼鏡などの小物をセットすると約10分で殺菌が出来るそうです。試してみましたが殺菌出来ているかはわからず(笑)まあ、お試し出来たのは良かったです(笑)
ちなみにルームサービスはこんな感じ。ルームサービスが軽食が5品と少なめ。
テーブルの下にはセンサーで開閉出来るゴミ箱がありました。蓋があるのは匂いも気にならず衛生的ですし、新型コロナウイルス感染予防の意味でも触れずに開閉出来るのは有り難いです。引き出しと引き戸の中にはコップ・グラス類と、冷蔵庫・金庫が入っていました。冷蔵庫の中にはシャンパン1本・炭酸水2本・ラムネ2本が入っていて全て無料!ホテルに良くあるお茶・紅茶などの茶葉は置いていませんでした。
ホテルの貸し出し品でコーヒーメーカーというのがあって、レンタルをお願いしていたらこれが置いてありました。てっきり専用のカプセルをセットして自動で抽出してくれる機械を想像していたのですが(笑)コーヒー豆に手動のコーヒーミルなどが乗ったおぼん…コーヒーフィルターどこ?と一瞬探してしまいましたが、なんと灰色のカップのようなものがフィルター。そういえば以前テレビで見た事ある!調べてみるとこの商品は、Celaful(セラフル)というセラミックフィルターで、長崎の波佐見焼の伝統と先端技術の融合で生まれたもの。一見陶器に見えますがミクロの細かい孔を水が通過する事で、不純物を排除し、遠赤外線の作用で水をまろやかに整え、マイルドな口当たりにしてくれるそうです。紙のコーヒーフィルターは不要で、珈琲・紅茶だけでなく浄水器代わりにも使用できるエコな商品。使用後も流水ですすぐだけなのでお手入れも簡単との事。
お茶セットがなかったのはコーヒーメーカーを頼んだから?それとも標準でコーヒーメーカーは部屋に置かれているものなのかわかりませんが、あるものは使ってみようと早速コーヒーを淹れてみました!コーヒー豆は1瓶で2~3杯分の豆が入っていて、2人分で2瓶という事でしょう。手動のコーヒーミルは挽き方を細かい~荒いに微調節可能。1杯分のコーヒー豆を挽くのが地味にきついのですが、いつもしない作業なので楽しいっちゃ楽しいです(笑)挽きたてのコーヒー豆はとっても香りがいい♡ポットからお湯を注ぎ、ゆっくり落としていきます。豆やお湯の量・お湯を注ぐスピードなどで多少味にバラつきがあるようですが、確かに水がまろやか!!濃くて美味しいコーヒーでした♪
そして、テーブルの後ろ側(部屋を入って突き当りを左)には、縁側スペースがありました。中央のバスルームの隣の位置ですね。コンクリートの段差には座布団代わりの敷物に、中央にはテーブルとして使える板が。その上には簡易おしぼりとみかんが置いてあって本当に縁側って感じでした(笑)縁側からはテレビが見える場所でもないし、最初見た時は「この縁側部分、絶対に使わないだろうな」と思っていましたが、結果的にココにいる時間が一番長かったです(笑)段差が丁度良いんですよね(笑)
最後に、縁側の更に奥が寝室となっています。広々としたツインベッドルームで、空気清浄機・壁掛けテレビが設置されています。ホテルの貸し出し品にDVDプレーヤーがあったのでお願いしていたのですが、壁掛けテレビには設置不可との事で断念…。一応テレビでは、アカウントがあればYouTube・hulu・Netflixなどが自由に見れるようになっています。
ちなみにお部屋にはWi-Fiが通ってたのですが、角部屋だからなのか電波が微弱過ぎて使えたものではありませんでした。特に奥のベッドルームに至っては電波届かず…。せっかくYouTubeなど見れるテレビなのにネットに接続出来ないので見る事が出来ず、残念でした。
寝室と縁側からは福岡市内の景色を一望出来ます。
山の上から見る景色は高層ビルから見る景色ともまた違って良かったです♪
窓枠が広めに設けられているので、湯船に入った状態・ベッドに寝ている状態からでも夜景が眺められるのがとっても良かった~!
しかしちょっと残念だったのが、窓の外側の掃除がされていなかった事…。雨粒?砂埃?がびっしりとついていて、部屋に入った瞬間「え、汚w」って景色よりそっちに目が行っちゃいました(笑)特に、チェックアウト時間は西日が激しく汚れが反射していて目立ちました。夜や朝はそこまで気にならなかったのですが、景色を売りにしているホテルなので、なぜそこを重要視しなかったのかなと疑問です…(笑)高所で掃除が大変なんだろうとも考えましたが、1階下のメインダイニング(外部利用可)の窓は綺麗に拭かれていたので掃除自体は不可能ではないみたいですw←
19~20時には「ナイトキャップ」のサービスが。ナイトキャップと聞くと「寝る時に被るシルク製の帽子かな?」とか思ってたんですが、寝る前に軽く飲むお酒の事らしい(笑)小さな瓶のコチャックと、ドライフルーツミックス・ノンシュガーイチゴチョコレート・ダークチョコレートのおつまみが一緒に乗っていました。いや~お洒落だ。
プラン名:【夏割】AGORA Hilltop Basic 基本料金20%OFF
部屋タイプ:Area F スイート
食事:夕食なし 朝食あり
宿泊費:1泊1名 13,680円 ※2名宿泊時
(Go to トラベルキャンペーン&一休割引利用時、割引前1泊1名22,800円)
満足度 70点 ( 味:6 ボリューム:5 コスパ:5 接客:6 雰囲気:7 )
福岡県福岡市中央区輝国1-1-33
TEL:092-771-2131
チェックイン:17:00 チェックアウト:13:00
公式HP:https://agorafukuoka-hilltop.com/
食べログ:https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400105/40035351/