海木　(かいぼく)

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前から行ってみたかった「だしいなり専門店」

JALファーストクラスの機内食にも選ばれた事があるそうで、私もテレビで見てずっと行きたかったけど、催事などあるとお店がお休みになるようでなかなかタイミングが合わず、やっと行く事が出来ました。以前は夜に懐石料理など食事が出来たそうですが、今はだしいなり一本になったそうです。今年の9月末には東京日本橋のコレド室町にも常設店が出来るなど今キテいるお店ですね♪

場所は渡辺通りのホテルニューオータニ博多の横の小路(ホテル駐車場の出入り口の向かい)にあります。ホテル駐車場は何回か利用した事あるけど、まさかここにお店があると思わなかった。

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メニューはだしいなり専門店とあって、だしいなりがしかも一種類のみという潔さ。4個入り・8個入りが選べます(2個入り・5個入りもあったようですが2018年末で終了したとの事)。いなりは注文を受けてから作り始めるので当日お店に行ってから注文するのでも大丈夫ですが、営業時間の変更・臨時休業もあるようなので事前に確認して行くのをお勧めします(ブログ等で告知しているようです)。私が行った時も催事が近かったのもあり、ブログには休みなどは書いていませんでしたが営業しているかわからなかったので当日行く前に連絡し、取りに行く時間を伝え、事前注文してから向かいました。

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お店は洗練された大人な雰囲気でとってもお洒落！お店に入った途端、お出汁の良い香りもした。持ち帰りのみで滞在時間は短いので、この時は他のお客さんと会う事もありませんでした。

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『だしいなり(4個入り)』1,296円　(オススメ度：★★★★☆)

専用容器に2個ずつわかれて4個。いなりの上には山椒の葉が乗ったシンプルな見た目。いなりに染み込みきれなかったお出汁が容器の底に溜まっていますが、受け渡し時にはビニールでしっかりと包まれているので液漏れの心配はありません。お箸も1膳付いているので、外出先でも食べる事が出来ます。

そして味の方がですが…まず始めに、一口に稲荷と言っても大きくわけて関東風と関西風の2種類にわかれます。

ザックリとはでありますが関東風と関西風の違いがこちら↓

関東風：形は俵型。お揚げはお出汁が染み込んだ濃い味。中身は酢飯や白米などシンプル。

関西風：形は三角形。お揚げは薄味。中身は五目ご飯や混ぜご飯など具材が多く入っている。

今ではデパ地下などでも買えるので九州でも関東風・関西風どちらのいなりも普通に食べる事が出来るけど、元々は関西風が主流。しかしこちらのお店は福岡のお店では珍しく関東風のだしいなりを専門としているようですね。

お揚げには甘めのお出汁がしっかり染み込んでいてとってもジューシー。中身のお米には何も入っていないのでお出汁とご飯とのシンプルな味わいだけど、注文を受けてから作るので出来たては特に温かくて美味しかった(冷めても美味しいです)。昔ながらの九州のおいなりさんが好きな祖母や父は「甘いな～」「中に具が入ってない！」とあまりお気に召さなかったよう…。と、好みは分かれそうですが、私は好きだったし、一度食べてみる価値はあると思います！

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